現地語で調査をしますか?
現地語で調査を行うということは、真のインサイトを得るために大変重要であると考えます。これにより、地域のニュアンスの複雑さだけでなく、その背景にある異文化を理解することができます。当社は、40言語以上に精通した有能な多言語人材チームと共に、世界各国のお客様に寄り添います。
各市場の異文化を考慮しながら、海外市場調査プロジェクトをどのように行っていますか?
グローバルなブティック型市場調査会社として、オフィス間、国際チーム、定期的なグローバルミーティングなどを通じて、強固な個人的つながりを持っています。
私たちは、すべての海外市場調査プロジェクトにおいて、ネットワーク内の現地市場専門家と協力し、彼らの豊富な現地の文化的知識を活用して、方法論の選択を決定し、調査のデザインを形作り、調査結果の分析を行います。
世界中にオフィスを構えていますが、拠点のない国での研究にはどのようにアプローチしていますか?
グローバルオフィスに加えて、信頼できるパートナーとローカルモデレーターの広範なネットワークがあります。当社はこれらのパートナーと緊密に協力し、すべてのプロジェクトの開始時に「文化的な深掘り」を実施して、文化的背景を深く理解し、研究に役立てています。サウジアラビアから韓国まで、パートナーと協力し、世界において海外市場調査プロジェクトを成功に導きました。
業務ではどの言語を使いますか?
私たちは、現地語でのモデレーションが真のインサイトを得るための鍵であると考えます。複数の多様な言語を持つインドも例外ではありません。ヒンディー語、カンナダ語、テルグ語、オリヤー語、タミル語、英語、マラーティー語、パンジャブ語、ベンガル語、マラヤーラム語、グジャラート語、アッサム語の12言語に精通した信頼すべきモデレーターのチームがサポートします。
どのような方法を提供していますか?
当社は、フォーカスグループやデプスインタビューからCATIやオンライン定量調査まで、さまざまな定性的および定量的方法論を提供します。お客様がリーチしたい対象者と、調査が必要なインサイトに基づき、適切なアプローチを選択すべく貴社と協力します。
大都市だけでなく、地方でも調査できますか?
当社は、インド全土にわたり、広大な地理的カバー能力を持っています。大都市で調査を行っていますが、ティア2、3、4の都市や農村部の回答者にリーチすることも可能です。
アジアはどの程度、文化的に多様ですか?
簡単に言うと、アジアは信じられないほど豊かな地域であり、文化的観点から見て、微妙な違いがあります。宗教的信念、歴史、言語、その他の文化的指標が多数あるため、各市場は類似しているというより、それぞれが異なっています。とはいえ、アジアの都市部はある程度の類似点があり、大衆文化はいくつかのアジア市場をつなぐ基盤を形成しているため、違いを持った活気の中で共通点を探す方法があるかもしれません。
すべての調査を現地語で行う必要がありますか?
原則として、現地語で行う必要があります。当社にはさまざまな言語に精通したスタッフがいるため、言語サービスを提供でき、現地の言葉で調査を行うことで、消費者は貴社のブランド、製品、またはサービスに対する考えや利便性などを具体的に伝えることができます。一部の市場(シンガポール、インド、フィリピンなど)では、対象分野や対象者に応じて、英語での調査も可能です。
中国やインドのような大きなアジア市場の場合、調査でカバーする必要がある都市はいくつありますか?
可能であれば、少なくとも第1層と第2層の都市、および第3層と地方都市の組み合わせをお勧めします。製品やサービスに対する反応の地理的および人口統計学的違いを読み取ることに加えて、ライフスタイルや市場内の状況のばらつきが存在するため、調査範囲が広ければ広いほど、市場に対する理解がより包括的になります。
なぜ中国の複数の都市で調査をしなければならないのですか?
経済的な理由として、北京、上海、深圳、広州などのTier1都市は他の都市よりも裕福であること、そして、これらの都市では、消費者のライフスタイル・文化・現地語のニュアンスが生活やビジネス手法に影響を与えることも理由の一つです。
消費者の生活に大きな関連性を持つ製品やサービスは、一般的にはるかに良い結果をもたらすため、深く掘り下げることで、中国の消費者がどのような異なる反応を示すかについて理解することが重要です。
それにより、発売された製品やサービスは、特定の都市でニッチな魅力を持つだけでなく、市場全体で成功する可能性が最大になります。
オンラインアンケートを「モバイルファースト」にするメリットは何ですか?
中国のモバイルエコシステムは最先端であり、中国の消費者が日常生活で「スーパーアプリ」を一貫して使用していることは、「モバイルファースト」戦略が調査対象者のより高い参加を保証することになります。また、中国ではモバイルインターフェースが精通しているため、アンケートのデザインやレイアウトは、古風なインタラクション方法に頼るのではなく、より関心を引くタッチスクリーン機能(スワイプ、プルダウンなど)を組み込むことができることも大きなメリットです。
中国で使用する最適な方法論は何ですか?
この地域での長年の経験から、私たちは、中国で使用すべき最適な方法論と避けるべき方法論を把握しています。
例えば、CATIは定量的調査を実施する市場が非常に巨大であるため、非効率的な方法であるのに対し、モバイル調査はより大きな効果を得るために活用すべき方法です。
質的な観点から見ると、戸別訪問調査は効果が低い傾向があり、インタビュアーは中国で一般的なゲーテッドコミュニティの入り口で拒否されることがよくあります。
一方、中国の消費者は一般的に、オンラインエスノグラフィ調査からオフラインのショップアロング調査まで、他の形態の定性調査に参加することに非常に前向きです。貴社の目的に基づいて、最適な方法論を選択するため、当社は豊富な経験を活かしてサポートしていきます。
異なる市場でのフィールドワークを行っていますか?
当社の多言語チームと社内コールセンターの存在は、ヨーロッパのさまざまな市場での定性的および定量的なインタビューを可能にします。これは、私たちのチームが貴社のターゲットオーディエンスと新たなインサイトにできるだけ近い位置にいることを意味し、市場動向の特定に役立ちます。
マルチマーケット調査を実施する場合、アプローチの一貫性をどのように維持していますか?
私たちは、複数のヨーロッパ市場にまたがるプロジェクトにおいて、クライアントを定期的にサポートし、イギリスオフィスから一元的に管理および統括しています。
これは、すべてのモデレーターに対して一貫したブリーフィングを実行し、進捗状況を照合可能にすることを意味します。各市場の豊かな動向と、ブランドを一般化しないことがいかに重要であるかを認識し、可能な限りすべての市場を訪問して、調査結果に消費者の心情や背景についての情報を追加します。さらに、ISO 20252の認定を取得し、市場全体でデータの品質と整合性を確保することに尽力しています。
消費者やBtoBオーディエンスと接した経験はありますか?
私たちは、消費者とBtoBオーディエンスの両方にリーチし、多くの場合、同じプロジェクト内で両方にリーチすることを可能にします。当社イギリスのコールセンターは、シニアステークホルダーから地方の農家まで幅広い経験を持ち、各オーディエンスタイプに合わせた複雑な調査をアレンジする能力を擁しています。
日本のお客様やステークホルダーとのコミュニケーションをどのように円滑に進めていますか?
当社のチームは、日本語と英語の両方に精通しているため、日本語または英語でモデレーションを行うことができ、ビジネス全体へのコミュニケーションの浸透をサポートします。 日本オフィスとのデブリーフィングを日本語で実施し、すべての主要なステークホルダーが同じ認識を持っていることを確認した上で、英語でのデブリーフィングを行うことで、複数の国のスタッフとの相互連絡を可能にします。
日本ではどのような調査方法を提供していますか?
フォーカスグループやデプスインタビュー、ショップアロング、ミステリーショッピングからオンライン定量調査まで、さまざまな定性的かつ定量的方法論を提供しています。プロジェクトの目的に基づいて、調査への投資を最大化するための最適な方法論をご提案します。
さまざまな業界での経験はありますか?
当社は、BtoCとBtoBの両方の研究において、自動車、家電、消費財、IT、メディア、ヘルスケアなどの幅広い業界での経験を持ち、専任のチームとパネルでサポートします。
南北アメリカではどのような調査方法を提供していますか?
当社は、フォーカスグループ、デプスインタビュー、定量調査からパッシブトラッキングやニューロサイエンスなどの最先端の方法論まで、定性的および定量的な方法論を幅広く提供しています。
Kadenceはどこで調査を行うことができますか?
ほぼどこでも調査可能です。東海岸と西海岸のハブから、南北アメリカ大陸すべてをカバーしています。また、マルチマーケットプロジェクトの実施や、世界規模でのブランディングを高めたいと考えている企業様には、ヨーロッパやアジアのオフィスと協力して、そのニーズに応えます。
Kadenceとの仕事はどのように進められるのですか?
貴社のビジネス上の疑問に対応すべく、当社のカスタマイズされたフレキシブルなアプローチは、ビジネスの定説から脱却した新しいアプローチとなります。プロジェクトの設計から実用的なインサイトの提供まで、当社のチームはクライアントの必要とするニーズを満たすため、ソリューションをカスタマイズします。調査結果は視覚的にインパクトのある方法で提供され、ステークホルダーが関与し、提供したインサイトに基づいて行動できることを保証します。
質的調査と量的調査、どちらを専門としていますか?
私たちは両方の専門家です。二元論者であることを誇りにしています。つまり、私たちのチーム全員が質的および量的な方法論の両方に経験があり、日常的に両方の分野で仕事をしています。これにはクライアントにとって明確な利点があります。一つのコアチームとして運営することで、調査の異なるフェーズ間でインサイトが失われることがないようにしています。
クライアントがリサーチを活用して、インサイトを行動に移すための支援はどのように行っていますか?
私たちは、組織における市場調査の影響力を高めることに情熱を注ぎ、クライアントと緊密に連携してそれを実現しています。プロジェクト設計の際には、ステークホルダーインタビューや仮説セッションなどを通じて、チームをリサーチに早い段階で関与させる機会を作ることに重点を置いています。フィールドワーク終了後も、このアプローチを重視しています。また、社内のデザインチームのおかげで、調査結果を生き生きとさせる目立つ成果物を作成することができます。さらに、チーム全体がインサイトに基づいて一致団結し、それを活用するための戦略を構築するために設計されたワークショップを実施することも可能です。この分野のスペシャリストとして、私たちはこのトピックについての本まで執筆しています!
国際プロジェクトにはどのように取り組んでいますか?
私たちは英国国内外で市場調査を行い、クライアントが複数の市場で成功するための戦略を立てるサポートをしています。英国の消費者を理解するために、ヨーロッパ市場、米国、アジアの消費者を併せて調査し、これらの大陸に広がるグローバルなオフィスネットワークを活用して、クライアントと定期的に協力しています。これにより、成長の主要市場に関する豊かな文化的理解を活用して、調査設計に役立て、分析を支えることが可能です。