パナソニックの価値向上のためのレコメンド要素に関する理解について

パナソニックは、消費者へのインタビューを通じてNPSスコアを決定し、競合他社とのベンチマークを行っています。

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課題

パナソニック株式会社は、大阪府門真市に本社を置く多国籍エレクトロニクス企業であり、日本最大のエレクトロニクスメーカーの1つです。パナソニックは、インドを地域のハブとして指定し、成長を促進し、急成長するアジア、中東、西欧の経済に深く浸透しました。
同社はインドを拠点に、エアコン、冷蔵庫、洗濯機など、さまざまな耐久消費財の
分野において、多くの消費者をターゲットにする方法を構築したいと切望していました。また、インドの多様な市場において、30のEOV(Elements of Value)フレームワークを使用して、トップダウンのNPSベンチマークを実施し、競合他社に対するパナソニックの相対的地位を把握しすることで、EOV フレームワークでのブランドポジションを測定したいとも考えていました

実施内容

当社は、30種類のEOVフレームワークを深く掘り下げ、これらの各要素が個人にとってどのように機能するかを理解し、EOVのそれぞれを定義するステートメントや属性を特定します。そして、機能的要素、感情的要素、改心する要素、社会的影響要素の4つのレベルに分けます。
耐久消費財3種(冷蔵庫、洗濯機、エアコン)について、顧客との対面調査を実施し、30種類のEOVすべてを競合他社と比較しました。サンプルは、メトロ、ティア1、ティア2都市の4つのゾーンすべてに分散し、各カテゴリーで、2400人の消費者と100人のトレードパートナーを対象に、合計2500人のインタビューを行いました。

調査の効果

調査の結果、パナソニックは、冷蔵庫、エアコン、洗濯機のカテゴリーで競合他社に対抗するためのNPSスコアを決定し、ブランドの推奨とそのポジショニングを推進しているEOVを特定することができました。

パナソニックでは、常に協働作業を重視してきました。カデンス社は、冷蔵庫、エアコン、洗濯機の各カテゴリーにおいて、現状把握、NPSの主要要因の特定、戦略的改善領域の明確化に大きく貢献してくれました。パナソニックチーム一同、誠実な取り組みに感謝するとともに、これにより消費者へのサービス向上につなげてまいります。

Panasonic
Panasonic – インド