シンガポール経営大学(SMU)の大学院プログラムにおける内部ブランド提案の検証について

さまざまな層における地域調査は、SMUが大学院の内部ブランディングの取り組みに対する共感と認識を理解・分析する際に役立ちました。

Education students laptop SMU

課題

シンガポール経営大学(SMU)の大学カリキュラムのポジショニングマーケティングは、明確かつパワフルですが、大学院プログラム(修士課程と博士課程)の性質と内容が根本的に異なるため、大学プログラムと同様に、既存ブランドの認知度を上げることができるかについて調査する必要がありました。このため、卒業生と在校生、そして有志の協力を得ることにしました。

実施内容

調査の範囲が広く、回答者のタイプや地域も異なるため、それに応じて調査アプローチを調整する必要がありました。

シンガポール国内では、大学院プログラムにおいて、卒業生と在校生を対象にした2つのフォーカスグループが実施され、大学院プログラム修了の雇用主6名と電話で面接を行い、SMU大学院プログラムの候補者と働くことについての考察をまとめました。また、SMU大学院教員に対し、オンライン調査を実施することで、さまざまなブランド属性に対する認識を得ました。シンガポール以外では、在校生、卒業生、入学希望者を対象にしたオンライン調査を実施し、大学院プログラムでは、プログラム修了の雇用主や同級生に電話インタビューを行い、卒業生にもオンライン調査を実施しました。

調査の効果

調査の結果は、内部ブランディングのそれぞれの属性が、どのステークホルダーから最も共感を得られるかを見つけ出すことで、大学に最適なアドバイスを提供することができました。これにより、次のステップが明確になり、将来の大学院ブランディングの強化計画を進めることが可能になりました。

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